目次
返済不要の奨学金をどうやって見つけ獲得するには、どのように行動すればよいかを簡単に紹介します。
様々な奨学金についての徹底的な情報収集:1ヶ月くらい
どのような奨学金があり、自分に適した奨学金なのかを徹底的に調べあげましょう。
特に、奨学金によっては年齢制限などもありますし、Toeflの一定の基準をクリアしていることが最低条件となっていたりします。
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海外政府系ですと、独立行政法人 日本学生支援機構が運営している海外留学支援サイトがおすおすすめおすすめです。
- 国内の海外留学助成に関する情報については、公益財団法人 助成財団センターがおすすめです。
そこから、すべての情報を吟味し、どの奨学金に狙いを定めるのかを決めます。
狙いを定めた奨学金・留学先(国)の情報収集:1ヶ月くらい
私の場合は、中央ヨーロッパに位置する国、ハンガリーに焦点を絞り、ハンガリー政府の奨学金に応募することを決めました。
理由は2つです。
1.毎年、日本人100人を受け入れていること
2.日本に比べて生活費が安くで済むこと
特定の奨学金に焦点を絞ったら、徹底的に情報を収集し、自分を売り込む戦略を考えましょう。
アクションプランは次の2つです。
1. ハンガリー政府奨学金のハンドブックを全て読み込む
特に、どういう人材を求めているのか、どういう目的でハンガリー政府が奨学金を設立したのかを把握することは非常に大事で、そこを踏まえて、志望動機書などの必要書類を準備していきます。
2. ハンガリー政府奨学金に関する情報をネット上で収集する(例:Facebookコミュニティ)
奨学金にこれから応募する人や、受給中の人達のFacebookコミュニティがあります。そこで頻繫に情報共有がなされているので、有用な情報が得やすいです。特に、奨学金受給者の経験や戦略を活かすことが出来ます。
必要書類を作成し、期限内に申し込む
必要書類を誤字脱字なく、準備をして期限内の応募をしましょう。
参考:ハンガリー政府奨学金に特化したロードマップ(別記事)
他の人と差別化を図るために実践したこと
- これまでの成績証明書や、履歴書はどう頑張っても、変えようがありません。ですので、モチベーションレターの書き方を徹底的に研究し、かなり力を入れて書きました。 【参考】:モチベーションレターの書き方(別記事)
- 日本から、ハンガリーに行き、希望する大学院の教授と、ハンガリー政府奨学金の事務局にアポイントメントを取ったうえで、自分の履歴書やこれまでの自分の業績などを持って面談をしてきました。(下見も兼ねて)
実際、どんな人が日本から奨学金受給者として選ばれているのか?
私がハンガリー(ブダペスト)で出会った日本からの奨学金受給者は、2人でした。
彼らのバックグラウンドは下記の通りです。
Aさん(大学):ハンガリーでプログラミングを学ぶために、高専を2年間で中退して来ていました。バイリンガルで、英語力は全く問題がないレベルでした。実は、ハンガリーはプログラミング教育が有名です。そのことも含めて、事前によくハンガリーの教育状況のことを調べて留学に至っていました。
Bさん(大学):某有名私立大学を卒業後に、全く違う経済学からプログラミングへシフトチェンジをしての留学でした。英語力は、そんなに高いという印象はなかったのですがこれまでの業績が評価をされている印象を受けました。
以上が、奨学金受給のためのTipsです。やはり、選ばれている方の背景をみても、①これまでの業績、②事前に下調べがしっかりなされていることが分かります。