異国の地で生活することは、楽しいこともたくさんある一方で、辛いこともいくつかあります。
留学生活での辛いことのあるあるについて、私の経験と照らし合わせて、対処法についてまとめました。
療での共同生活
各人の経済状況にもよりますが、留学先で、ルームシェアをしたり、数名で共同生活を送る人は結構、多いのではないでしょうか。
私も、1部屋で、私を含めた3人での共同生活を送りました。
≪参考:ヨーロッパの学生寮は、どこも👇こんな感じらしいです。》
お風呂:1フロアで居住している寮生100人で、3つのシャワールームを共有
トイレ:1フロアで居住している寮生100人で、4つのトイレを共有
キッチン:1フロアで居住している寮生100人で、3つのコンロを共有
さまざま国から来た学生が生活するので、寮内でのトラブルは日常茶飯事でした。
ルームメイトとのトラブルの例:
・私物を勝手に使われる。(卵、野菜など)
・騒音 夜中に、部屋の中でミキサーをまわす
・飲んで帰ってきて、部屋で嘔吐
・彼氏を連れ込んでいる 等々…きりがないです。
こればっかりはどうしようもなかったです。このような問題は、大なり小なり、どこの部屋でも起こっていました。
対処法:
- 相手に嫌なことは嫌だと早めの段階ではっきり伝えましょう。
日本人の感覚で、我慢したり、遠慮したりすると、相手は私がOKだと思っていると認識します。言語的コミュニケーションがとても大事です。但し、言い方に十分に気を付ける必要があります。怒りに任せていうのではなく、理性を失わずにを心がけましょう。
- 気持ちを切り替えて物理的な距離を取る
話し合っても、分かり合えない場合は、仕方ありません。諦めましょう。
図書館や学校、カフェなどで勉強するようにし、出来るだけ物理的距離をとるのも方法の1つです。
お金に余裕がある場合は、手続きなどを面倒くさがらずに自分でアパートを借りて、心が休まる場所を確保した方が断然いいです。
食事が合わない
食事が合わないのは、よくある悩みではないでしょうか。
私の場合、2年間のハンガリー生活で体重が5Kg落ちました。日本に帰国してからは順調すぎるくらいに戻って、1年で7Kg増えましたが…
悩み所
1.濃い味付け
その国々によって、味付けが異なりますが、ハンガリーの味付けは私にとって、塩辛く感じました。(ちなみに、ハンガリー人の死因の第1位は男女ともに虚血性心疾患です。もしかしたら、この濃い味つけが原因とも言われています。)
・スーパーで売っている魚介類の種類が少ない
また、海のない内陸の国ということもあって、お魚の種類が乏しいですし、かつ値段も高いです。お肉よりも高いです。
参考:サーモン500g:2000フォリント(720円)
ぶた肉500g:800フォリント(400円)
2.肉が固い
ハンガリーで売られている肉は、かなり固いです。一度、喉にかかって大変なことになりました。
どうやら、いいお肉は観光客用として出荷されているようです。(いいレストランで食べるお肉は柔らかくて美味しかったです。)
3.スーパーで売っているお惣菜が少ない
お惣菜がないわけではないのですが、ポテトフライ、揚げ物、味付けの濃いソーセージなどがメインです。
対処法:
- 自炊する
少々、値段は上がりますが、チャイニーズマーケットに定期的に行って、食材をまとめ買いをして自炊するのがベストな方法だと思います。
- 日本料理レストランに行く(但し、外食は日本の感覚とは異なり値段が高いですが…)
人種差別
日本に住んでいると、人種差別の経験はありませんが、やはりアジア人ということで、差別されることはありました。これはどこの国でもあるのではないでしょうか。
優しい方も多いですが、一部の心ない方はどこにでもいらっしゃいますよね。自分は何もしていないのに、なんでこんな目に遭わないといけないのかと、理不尽で本当に悔しいですが、その中で、どうしたらいいのかを考え、行きついた対処法が下記の通りです。
対処法:
私は、相手から馬鹿にされないように、お金はないけれど、洋服や見た目を大分意識しました。清潔感のある格好をするですとか、自信のある立ち振る舞いをするとかでしょうか。メイクや髪形を意識して、自分に自信をつけることが大事だと思います。ちなみに、私は、日本から持って行った洋服は全部捨てて、全て買い直しました。
まとめ
留学は、辛いこともありますが、そこから得られることも沢山あると思います。例えば、自分のストレスの溜めない方法を模索したり、見た目の大事さを意識することに繋がっていたり…
日本では出来ない経験を通して、自分を見つめ直す、いい機会になるのではないかと思います。長期的にみると、貴重な経験と捉えることもできるのではないかと思います。(その時はそんな余裕ないかもしれませんが…)