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留学中、辛い・帰りたいと思った時の乗り切る方法【生活編】

投稿日:2020年8月19日 更新日:

異国の地で生活することは、楽しいこともたくさんある一方で、辛いこともいくつかあります。

留学生活での辛いことのあるあるについて、私の経験と照らし合わせて、対処法についてまとめました。

療での共同生活

各人の経済状況にもよりますが、留学先で、ルームシェアをしたり、数名で共同生活を送る人は結構、多いのではないでしょうか。

私も、1部屋で、私を含めた3人での共同生活を送りました。

≪参考:ヨーロッパの学生寮は、どこも👇こんな感じらしいです。》

お風呂:1フロアで居住している寮生100人で、3つのシャワールームを共有

トイレ:1フロアで居住している寮生100人で、4つのトイレを共有

キッチン:1フロアで居住している寮生100人で、3つのコンロを共有

 

さまざま国から来た学生が生活するので、寮内でのトラブルは日常茶飯事でした。

ルームメイトとのトラブルの例:

・私物を勝手に使われる。(卵、野菜など)

・騒音 夜中に、部屋の中でミキサーをまわす

・飲んで帰ってきて、部屋で嘔吐

・彼氏を連れ込んでいる 等々…きりがないです。

こればっかりはどうしようもなかったです。このような問題は、大なり小なり、どこの部屋でも起こっていました。

対処法:

  • 相手に嫌なことは嫌だと早めの段階ではっきり伝えましょう。

日本人の感覚で、我慢したり、遠慮したりすると、相手は私がOKだと思っていると認識します。言語的コミュニケーションがとても大事です。但し、言い方に十分に気を付ける必要があります。怒りに任せていうのではなく、理性を失わずにを心がけましょう。

 

  • 気持ちを切り替えて物理的な距離を取る

話し合っても、分かり合えない場合は、仕方ありません。諦めましょう。

図書館や学校、カフェなどで勉強するようにし、出来るだけ物理的距離をとるのも方法の1つです。

お金に余裕がある場合は、手続きなどを面倒くさがらずに自分でアパートを借りて、心が休まる場所を確保した方が断然いいです。

 

食事が合わない

食事が合わないのは、よくある悩みではないでしょうか。

私の場合、2年間のハンガリー生活で体重が5Kg落ちました。日本に帰国してからは順調すぎるくらいに戻って、1年で7Kg増えましたが…

悩み所

1.濃い味付け

その国々によって、味付けが異なりますが、ハンガリーの味付けは私にとって、塩辛く感じました。(ちなみに、ハンガリー人の死因の第1位は男女ともに虚血性心疾患です。もしかしたら、この濃い味つけが原因とも言われています。)

・スーパーで売っている魚介類の種類が少ない

また、海のない内陸の国ということもあって、お魚の種類が乏しいですし、かつ値段も高いです。お肉よりも高いです。

参考:サーモン500g:2000フォリント(720円)

ぶた肉500g:800フォリント(400円)

2.肉が固い

ハンガリーで売られている肉は、かなり固いです。一度、喉にかかって大変なことになりました。

どうやら、いいお肉は観光客用として出荷されているようです。(いいレストランで食べるお肉は柔らかくて美味しかったです。)

3.スーパーで売っているお惣菜が少ない

お惣菜がないわけではないのですが、ポテトフライ、揚げ物、味付けの濃いソーセージなどがメインです。

 

対処法:

  • 自炊する

少々、値段は上がりますが、チャイニーズマーケットに定期的に行って、食材をまとめ買いをして自炊するのがベストな方法だと思います。

  • 日本料理レストランに行く(但し、外食は日本の感覚とは異なり値段が高いですが…)

人種差別

日本に住んでいると、人種差別の経験はありませんが、やはりアジア人ということで、差別されることはありました。これはどこの国でもあるのではないでしょうか。

優しい方も多いですが、一部の心ない方はどこにでもいらっしゃいますよね。自分は何もしていないのに、なんでこんな目に遭わないといけないのかと、理不尽で本当に悔しいですが、その中で、どうしたらいいのかを考え、行きついた対処法が下記の通りです。

対処法:

私は、相手から馬鹿にされないように、お金はないけれど、洋服や見た目を大分意識しました。清潔感のある格好をするですとか、自信のある立ち振る舞いをするとかでしょうか。メイクや髪形を意識して、自分に自信をつけることが大事だと思います。ちなみに、私は、日本から持って行った洋服は全部捨てて、全て買い直しました。

まとめ

留学は、辛いこともありますが、そこから得られることも沢山あると思います。例えば、自分のストレスの溜めない方法を模索したり、見た目の大事さを意識することに繋がっていたり…

日本では出来ない経験を通して、自分を見つめ直す、いい機会になるのではないかと思います。長期的にみると、貴重な経験と捉えることもできるのではないかと思います。(その時はそんな余裕ないかもしれませんが…)

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            大城真理子

    過去の経歴

    沖縄県立看護大学卒業→琉球大学大学院 (保健学修士)→看護師6年→沖縄県立看護大学大学院 (看護学博士) →Eötvös Loránd University (Master of Health Care Policy, Planning and Financing) →沖縄県立看護大学

    現在、ハンガリー政府 Tempus Public FoundationのAlumni Volunteer(ボランティア活動)もしています。

    Meet our alumni volunteers: Mariko Botar | ALUMNI (alumninetworkhungary.hu)

    ハンガリー留学に際して、お手伝いできることがあればボランティア活動の範囲内でサポートします。