ハンガリー留学のメリットを留学生活を振り返って6つ挙げてみました。
EU基準の卒業証明書がもらえる
ハンガリーはEUに属しています。
EUでは、教育水準の質を保証するためのガイドラインがあり、それに基づいて教育がなされています。ですので、ハンガリーで大学・大学院を修了すると、EU水準の教育を受け卒業・修了したとみなされます。
カナダでは、EUの大学院を修了していると、永住権を取る際に、有利だとかという話も聞いたことがあります。
物価が安く、生活がしやすい
ハンガリーは、物価が日本に比べて大分安いです。日本の物価の1/3くらいです。
留学中は、金銭的な心配もあると思いますが、その点、ハンガリーはお金の不安はほとんどありませんでした。
(参照)
1フォリント=0.36円(2020年8月11日時点)
パン1個:15フォリント(5.7円)
3ヶ月分の学生定期(ブダペストの地下鉄・トラム・バスで利用可):10,350フォリント(3726円)
1ヶ月の携帯電話代:3500フォリント, 5GB(1260円)
※ハンガリーは、カフェやレストラン・寮など、さまざまな場所でWifi環境が整っているため、5GBあれば十分です。
ブダペストの中心地の家賃:500ユーロ(62,000円)くらい
これくらいの家賃を出せば、割といい環境で生活できます。
ちなみに、私は、大学の寮に住んでいました。
日本人を対象とした奨学金が充実している
ハンガリーは国を挙げて、海外からの留学生の受け入れに力を入れています。
・大学の授業料無料!
ハンガリーの大学院では、ほとんど、データでのやり取りで、教科書代などもほとんどかかりませんでした。
・寮費無料または、自分でアパートを借りる場合、毎月40,000フォリント(14,400円)が支給される
・生活費 毎月43,700フォリント(15,732円)が支給される
・ハンガリー滞在ビザの手数料が無料
・健康保険証が無料で提供される
この保険証を持っていれば、公立の病院やクリニックでの受診料、治療費が全て無料になります。
治安がいい
治安がいいと思う理由を下記に記載します。
・夜に飲みに行っても、危険を感じたことはありませんでした。また、怖さを感じる雰囲気もありませんでした。
・1度、寮で結構、大金が入った財布を落としてしまったのですが、元の状態で手元に戻ってきました。
・ピザ屋さんの機械の故障でクレジットカードが使用できず、現金を持ち合わせておらず、困った状況になったのですが、隣に並んでいた方が私の分まで一緒に支払いを済ませてくれました。優しい方が多いです。
インターナショナルな環境で学べる
・大学院
私が学んだ修士課程では、30人のクラスだったのですが、留学生が7割、ハンガリー出身者が3割で、講義はもちろん、日常ではほとんど、英語を用いた生活でした。
・日常生活
ブダペストを離れたローカルな場所では、英語が通じないことが殆どですが、ブダペストのカフェ、レストラン、銀行、携帯電話会社では英語が通じます。ですので、留学当時の、銀行口座の開設や携帯電話番号の取得など問題なく行えました。
若い世代は英語を話す人が多いですが、高齢者ではそうではない方が多いです。
・寮
学生寮には、本当にいろんな国の学生が居住していました。
1つの部屋に2~3人で生活をしていたのですが、ルームメイトの出身国は、アゼルバイジャン、モンゴル、中国、などさまざまでした。
いろいろ価値観の違いや文化の違いなどでトラブル等もありますが、今となってはいい思い出です。
近隣諸国に旅行に行きやすい
EU諸国へ行くには、ビザなしで行くことができます。
また、格安の航空会社(例:Wizz Air)やバス会社(例:Filix Bus)などもあり、かなり安くで日本人に人気のイタリア、スペイン、ポルトガル、アイスランドなどに行くことができます。
学生は、夏休みになると、9割の学生がバックバックの旅行に出かけます。
ハンガリーは中央ヨーロッパに位置しており、ヨーロッパの国々に物理的に行きやすいのも1つのメリットだと思います。