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大学院留学におけるモチベーションレターをどのように書いたらよいかを簡単に紹介します。
分かりやく明確に記述することを意識する
モチベーションレターを書く上で大事なことは、相手に自分の志望動機を分かりやすく伝えることです。
大事！ 合否の審査をする人は、数多くのモチベーションレターを読まなければなりません。まずは、相手（審査員）の立場になって考えてみましょう。
- 特に、審査員は、若手ではなく、ベテラン（高齢の先生）が行うのではないかということまでも視野に入れて、高齢の方でも見やすいと感じるフォント、大きさ、行間の細部にまでこだわりましょう。
- 下手な英語で読みにくい文章よりも、中学生レベルの文章でもいいので、言いたいを明確にしている文章の方が好まれるはずです。
〈サンプルの解説〉サンプルのように志望動機を箇条書きにして、項目立てて記載するスタイルでもOKです。文章を参照頂いてもわかるように、難しい言い回しは一切使っていません。
これまでの経験を踏まえての志望動機を文章の中で織り込んでいく
留学してからもそうですが、審査員はあなたがこれまでにやってきたこと・バックグラウンドに非常に興味を持っています。
モチベーションレターには、これまでの経験を踏まえて、なぜこの国・大学院を選択したのかに言及することが最も大事です。相手はそこが知りたいんです。
〈サンプルの解説〉 私の場合は、①これまでの国際学会での経験（ハンガリー人研究者との交流）、②大学院での経験（日本で行った研究を踏まえてハンガリーで何を学びたいのか）、③ハンガリーに留学したくて実際に足を運び、大学を訪問したこと（やる気を強調）、について、しかっり文章の中に入れ込むことを意識しました。
自分の書いた英語を専門の業者に校閲してもらう
第３者の目で、自分の文章を客観的にみることは非常に大事なことです。また、誤字脱字のない、正しい英語（文法）で記載することは、最低限、気を使うべきポイントです。いくら素晴らしい文章を書いていたとしても、誤字脱字があるだけで、審査員にはマイナスのイメージを持たれてしまいます。
文章校正は、5,000円前後が相場なので、是非とも専門業者に依頼することをお勧めします。
＜サンプル＞参考までに…私の書いたモチベーションレター
- Hungary has a legacy of renowned researchers.
Hungary has produced many Nobel laureates and many researchers’ activities in different fields are remarkable. Last year in the international conference, I heard the presentations of Hungarian researchers and had an opportunity to speak with them. I was impressed by the high level and minute strategy of their research. Experience of studying in Hungary which has many high-level researchers will help me significantly in obtaining the necessary knowledge and attitude as a researcher.
- I would like to reduce the problem of health care disparity.
I will be graduating from a Ph.D. programme in March 2017 from the ×××（大学院の名称）in Japan. My dissertation focuses on ×××（博士論文のテーマ）. The research shows that ×××（研究で明らかになったこと）
研究で明らかになったことと関連して、ハンガリーの大学院で勉強したいこと。
So, I am applying for this programme and hope to get support to study in the graduate course.
- I would like to create a broad personal interdisciplinary research network in Hungary.
When I visited the university in Hungary this year, there were a lot of international students. I think that sharing ideas among people from various countries contributes to the development of society. So, I hope to study in Hungary for the opportunity to make international personal connections to improve my research in the future.
- I want to understand the global point of view of Japanese characteristics and contribute to the future of Japan.
For these reasons, I am applying for the STIPENDIUM HUNGARICUM.
