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レポートや仕事で文章を書く機会は多いと思います。
どのように、論理的な文章を書くのか、その方法について知っておくだけで、仕事の作業効率が格段に上がります。
文章を書くには、型があります。下記を意識して文章を書いていきましょう。
前提:小説とレポートで書く文章の違いを意識していますか?
◆小説や物語の文章
・物語や文章を通して、読者の想像力をかきたてるようなエンターテインメント的な文章です。
・情景描写や会話などの記述が丁寧にされています。
・一文が長く、時には、遠回しで冗長な文章だったりします。
◆レポートや仕事で使う文章
・相手に伝える(理解をしてもらう)ことが最重要です。
・一文が短く、シンプル
このように、同じ文章でも、小説とレポートで書く文章は違うことを前提としておさえておきましょう。
第3者に伝える文章を書くためのポイントが下記の通りです。
コツ1:1つの段落に1メッセージを意識しましょう。
ステップ1:まず、この文章で何が言いたいのかを箇条書きにしていきましょう。
ステップ2:言いたいことが決まったら、肉付けして説明を加える作業に移りましょう。
第3者に伝わるように、説明を加える気持ちで書きましょう。
コツ2:文章の冒頭で結論を書くように意識しましょう。
結論から先に述べて、あとは説明を加える書き方が第3者に伝わりやすいです。
説明から入ってしまうと、第3者は、書き手が何を言いたいのかを模索しながら読み進めなければならないためです。
常に、読み手の気持ちになって文章を書くことが大事ですね。
例)私は○○と考える。
理由は、3つある。
まず1つ目の理由として~である。
2つ目の理由として~である。
例のように、まとめの文章を書く
コツ3:一文はシンプルに見やすくしましょう。
・文字の大きさは見やすく、最低10.5ポイント以上を使いましょう
・改行、コンマを意識して使いましょう。
・強調したい部分は太字にしたり、括弧( )を用いて、見やすさを意識しましょう。
コツ4:同じ意味の重複、繰り返しの文字は使用しないように心がけましょう。
シンプルな文章を心がけるにあたって、同じ意味の繰り返しは避けましょう。
コツ5:主語は明記しましょう。
よく、主語が抜けている文章を目にします。第3者からみると、誰のことを指しているのか明確でありません。
英語に訳すときにも、主語がないと訳すことができませんので、意識して主語を記述しましょう。
この5つを念頭に入れて、文章を書いていくことで、洗練された文章になっていきます。
最後に・・
・誤字脱字はないですか?最後まで確認をしましょう!
・第3者に読んでもらい、コメントをもらいましょう!
・適宜、修正を加えていき、誰が読んでも分かり易い文章に仕上げていきましょう!